「AI でホームページを作ってみたけれど、思ったような反応がない」
そう感じている方は少なくありません。
先に結論をお伝えします。
AI で作ったサイトが伸び悩む理由の多くは、AI の性能ではなく「公開後に整えるべき部分」が抜けていること にあります。
デザインや文章は一見きれいに仕上がっていても、検索エンジンへの伝え方や問い合わせ経路、表示速度、法務ページ、運用の土台といった「見えにくい部分」は、AI が自動では埋めてくれないからです。
この記事ではAI で作ったホームページによくある 6つの落とし穴 とそれぞれの改善策を具体的にお伝えします。
自分で直せる範囲とプロに任せた方がいい範囲の見分け方、費用の目安まで一気通貫でまとめました。
作る前の準備について知りたい方は、AIでホームページを作る前に もあわせてご覧ください。
それでは解説していきます。
AIで作ったサイトの「作った後」でよくある3つの状態
まず、AI でホームページを作った後によく見られる状態を、3つのタイプに整理します。
ご自身がどれに近いか、確認しながら読み進めてみてください。

タイプ1:公開直前で詰まってしまった(挫折組)
1つ目は「途中で挫折してしまった」パターンです。
AI で作り始めたものの、ドメイン取得・サーバー設定・SSL・フォームの送信設定などでつまずき、公開できないまま止まっているケースは少なくありません。
デザインや文章はできているのに、最後の「公開作業」だけが残っているという状態です。
公開作業は自分の手を動かす必要もあるため、知見がないと難しく感じてしまい、そのまま進まなくなってしまいます。
タイプ2:公開はしたが成果が出ない(後悔組)
2つ目は「公開後に成果が出なかった」パターンです。
サイトは無事に公開できたものの、検索順位が上がらない・問い合わせが来ない・スマホで表示が崩れているなど、成果につながっていないケースがあげられます。
「作れた」ことに安心してその先を見落としているのはAI制作でよくある失敗です。
「サイトは問題なく表示されているか?」
「問い合わせの導線はしっかりつくられているか?」
などは注意して確認しましょう。
タイプ3:運用が止まっている(継続不能組)
3つ目は「途中で運用が止まっている」パターンです。
サイトは作っただけでは実はあまり効果がありません。
どれだけ良いサイトができていたとしてもみてもらえなければ意味がない。
それを防ぐためにはサイトの更新が重要になってきます。
しかし、操作方法が分からない、誰が担当するか決まっていない、といった理由で、気づけば半年以上放置されていることも珍しくありません。
これらは、AIでホームページを作る前に でお伝えした「作る前に整えておくべき7つのこと」。
これのうち、どれかが抜けたまま公開してしまった結果であることが多いです。
とはいえ、公開してしまった後からでも、ほとんどは改善できます。
次の章から、それぞれ具体的に見ていきましょう。
AIで作ったサイトによくある6つの落とし穴
ここからは、AIで作ったサイトで頻繁に見つかる6つの落とし穴を、症状と改善の方向性つきで解説します。
それぞれみていきましょう

落とし穴①:検索で見つけてもらえない(構造SEO)
AIでホームページを作った場合、検索しても自社サイトが出てこないという問い合わせが多くあります。
AI 制作ツールはサイトの見た目は作ってくれますが、検索エンジンに正しく内容を伝えるための設定まで自動で整えてくれるとは限りません。
例えば
- meta情報
- OGP画像
- サイトマップ
- 構造化データ
これらはサイトを検索結果に載せたり、シェアをするうえで非常に重要な項目です。
しかし、なくてもサイトとしては見た目上問題がないため、見逃してしまいがちです。
そのため、サイトを公開する場合にはこれらが正しく設定されているか、今一度確認するようにしましょう。

落とし穴②:問い合わせが来ない・届いていない(フォーム)
問い合わせフォームは設置したが、実は送信先にメールが届いていない。
あるいはスパムメールに埋もれて見落としている、というケースが挙げられます。
フォームはただ「置いてあるだけ」では機能しません。
送信先の設定ミス、スパム対策の不備、自動返信が届かないといった不具合はAI 制作でも起こります。
問い合わせが来ないと思っていたら、実は不具合が発生して届かなくなっていたというケースは実務でも珍しくありません。
これらを防ぐためには、送信フォームのテストを必ず行うようにしましょう。
そして実際の挙動を確認したうえで、送信先アドレスの再確認やスパム対策の追加、自動返信メールの設定、必須項目の見直しを行ってください。
問い合わせ部分は特に重要なので必ず確認するようにしましょう。

落とし穴③:スマホで崩れる・表示が遅い(表示速度・デザイン基礎)
パソコンでは問題なく見えるが、スマホで開くとレイアウトが崩れる。
表示に数秒かかる。
電話番号がタップしても発信できない。
このようなケースも多く見られます。
実は日本におけるホームページ閲覧の多くはスマホで行われています。
手軽に見られるようになった分、少しでもストレスを感じてしまうと閲覧してもらえなくなってしまいます。
例えば画像サイズが軽量化されていない、無駄なコードが多いといった要因で表示が遅くなる。
こうしたことが起こっていまうと、閲覧者は実際にサイトを見る前に離れてしまうのです。
加えてボタンが押しにくい、電話番号がリンクになっていない、といった細部も重要です。
ユーザー体験に繋がる部分をこだわらず、そのままにしていると問い合わせを取りこぼす原因になります。
ボタンはGoogleが定めている押しやすいサイズの基準があるのでそちらを参考にしてみるのおすすめです。
とくに画像のサイズはAIで作成した場合、見落としがちな部分なので必ず確認するようにしましょう。

落とし穴④:法務ページが無い・古いまま(法務対応)
プライバシーポリシーが無い。
特定商取引法に基づく表記が抜けている。
Cookie同意の仕組みが無い、といった状態もAIで作ったホームページで多く見受けられます。
AI 制作ツールのテンプレートには、法務ページが含まれていない、または雛形のまま会社情報が反映されていない場合があります。
見落とされがちですが、信頼性に関わる部分であり、問い合わせや購入を検討する人が確認する場所でもあります。
問い合わせフォームがある場合はプライバシーポリシーが必須です。
また、オンラインで商品を販売する場合には特定商取引法表記のページが必要になりますので準備しましょう。

落とし穴⑤:どこか他社と似ている(デザイン・らしさ)
整ってはいるがテンプレートそのままの印象で、自社らしさが伝わらない、というのもよくあるケースです。
AIでホームページを作る前に でも触れた通り、AI は「その業種・お店らしさ」を汲み取ることが苦手です。
公開後にこの違和感に気づくケースは多く、あらかじめトップページの導線や写真、キャッチコピーなど、要所だけを部分的に見直すだけでも印象は変わります。
例えば自身で撮った写真を使用したり、こだわっている部分などをあらかじめ書き出しておき、共有するのもおすすめです。

落とし穴⑥:公開後、誰も触れていない(運用基盤)
ドメインやSSL証明書の期限が近づいている。
アクセス解析(GA4など)が入っていない。
バックアップが無い、といったことは初めてサイトをつくった場合に起きがちです。
ドメインやSSL証明書はサイトを公開するうえで非常に重要な部分です。
サイトを公開し続けるための土台が整っていないと、ある日突然サイトが表示されなくなるといったリスクもあります。
また、アクセス解析が入っていないと、何が効果を出しているのか判断する材料がありません。
アクセス解析には無料で利用できるものもあるのでぜひ導入してみてください。

なぜAI制作サイトはこの落とし穴にハマりやすいのか
ここまでの6つに共通するのは、どれも 「見た目には現れにくいが、成果には直結する部分」 だという点です。
AI は、質問に答えるだけで整ったレイアウトと文章を短時間で作り出せます。
一方で、検索エンジン向けの設定・フォームの裏側の挙動・法務対応・運用の土台といった部分は、画面を見ただけでは分かりにくく、AI が自動でカバーしきれないことがあります。
さらに、AI 搭載のノーコードツールの中には、生成後にカスタムコードを追加できない、または一部の機能に制限があるものもあります。
この場合、根本的な改善にはコード編集が可能なプラットフォームへの移行が必要になることもあるため、まずは自社のツールがどこまで対応できるかを確認することが大切です。
【診断】まず現状を客観的に把握する
「6つのうち、自分のサイトは何が当てはまるのか分からない」という方も多いはずです。
そこで Onur Mark では、既存サイトの現状を 6つの観点で全方位チェックする「Phase 0 診断」 をご用意しています。
| 観点 | チェック内容 |
|---|---|
| 構造SEO | meta / OGP / サイトマップ / 構造化データ / 内部リンク |
| 表示速度 | Core Web Vitals / 画像最適化 / コード負荷 |
| フォーム | 送信先 / スパム対策 / 自動返信 / 必須項目 |
| 法務ページ | プライバシーポリシー / 特定商取引法 / Cookie同意 |
| デザイン基礎 | スマホ崩れ / 読みやすさ / 導線設計 |
| 運用基盤 | ドメイン / SSL / バックアップ / アクセス解析 |
診断料は¥9,800(通常¥19,800)で、URLをお送りいただくだけで対応します。
本契約に進んだ場合、診断料は全額充当されるため実質0円になります。
レポートだけ受け取って後は自分で改善する形にしても問題ございません。
診断結果を受け取った後はもちろん改修をご依頼いただくことも可能です。
診断結果をもとに、症状に応じて次のような選択肢があります。
いずれも Onur Up で提供しているメニューです。
| 症状 | 対応メニュー | 目安価格 |
|---|---|---|
| 公開直前で止まっている | 公開作業のみサポート | ¥19,800 |
| 複数の落とし穴をまとめて直したい | AI Rescue スタートパック | ¥128,000〜 |
| 特定の項目だけ直したい | 個別改善オプション(構造改善・速度改善・フォーム整備・法務ページ追加・デザイン部分改修) | ¥20,000〜 |
| 公開後の更新・運用を任せたい | 月額の継続運用(更新代行・GA4レポートなど) | ¥17,800〜 / 月 |
なお、広告運用の代行やLPの大幅な作り直し、独自システムの開発、撮影・動画制作などは対象外です。
必要な範囲を診断結果から一緒に整理し、過不足のない対応をご提案します。
お困りの際はぜひ一度ご相談ください。
自分で直せる範囲・プロに任せた方がいい範囲
6つの落とし穴のうち、技術知識がなくても着手できるものと、専門知識があった方が確実なものを整理します。
| 項目 | 自分でも対応しやすい | プロに任せた方が確実 |
|---|---|---|
| 構造SEO | meta説明文の見直し | 構造化データ・サイトマップの実装 |
| 表示速度 | 画像サイズの圧縮 | コードレベルの負荷改善 |
| フォーム | 送信先の再確認 | スパム対策・自動返信の設定 |
| 法務ページ | 会社情報の反映 | テンプレートの選定・条文の整備 |
| デザイン | 写真の差し替え | 導線設計・レイアウト改修 |
| 運用基盤 | SSL期限の確認 | バックアップ体制・アクセス解析の設計 |
「まず自分で直せる部分から手を付けて、難しいところだけプロに相談する」という進め方も可能です。
迷う場合は、診断結果をもとに一緒に優先順位を整理できます。

まとめ:作った後の改善は、珍しいことではない
最後に、この記事の要点を整理します。
- AI で作ったサイトが伸び悩む理由の多くは、AIの性能ではなく公開後に整えるべき部分の抜け
- よくある落とし穴は 構造SEO・表示速度・フォーム・法務ページ・デザイン・運用基盤の6つ
- 自分で直せる部分と、プロに任せた方がいい部分を切り分けることが、遠回りしないコツ
- まずは現状を客観的に把握する 診断 から始めるのが近道
「作ったこと」自体は、決して失敗ではありません。
公開後に整える視点を持てるかどうかで、これから伸ばせるかが変わります。
サイトの効果を最大限発揮できるようにするためにも、ぜひ今回紹介した部分を見直し、改善してみてください!